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北海道鉄道観光資源研究会2018年博覧会!

11月11日日曜。

昨日、11月10日土曜は

日本旅行北海道の永山茂さんが代表を務める
鉄道愛好家団体
「北海道鉄道観光資源研究会」さんの

大博覧会2018
「北海道の鉄道 過去、現在、未来」
におじゃましました。

会場は、紅葉美しい赤れんが道庁。
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鉄道関係者のトークあり
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鉄道模型あり。

「ながまれ海峡号」でおなじみ、
道南いさりび鉄道のカラフルな車両も発見!
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昨年は、本の取材も兼ねてうかがったこの博覧会に

今年は出来上がった本を携えて、
PRタイムもいただけたなんて望外の喜び!

永山さんをはじめ、研究会の皆さんには
本当にお世話になりました。

ありがとうございました。


こちらは初日終了後、
〆のミーティングをする研究会の皆さん。

職業も住んでるところも、持っている一芸も異なる
「社会に開かれた」鉄道愛好家の皆さんです。
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博覧会は昨日、今日の二日間。

きっとたくさんの方が来場されたと思います。
(初日で700人近くだったとか)

永山さん&みなさん、お疲れさまでございました!

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道南いさりび鉄道の観光列車、
「ながまれ海峡号」が走るまでの
人間ドラマを描いたノンフィクション

『“日本一貧乏な観光列車”が走るまで
 「ながまれ海峡号」の奇跡』

監修 永山茂/著者 佐藤 優子
ぴあ出版 1400円+税

Amazonでも好評発売中です!


by miminibanana | 2018-11-11 21:44 | レポート | Comments(0)

イベント紹介!《まるい》珈琲マルシェ2018

11月7日水曜。

今日から始まりました!

今年で3回目を数える
《まるい》珈琲マルシェ2018

今年の会場は、丸井今井札幌の大通館9階。
(去年と違うのでご注意を!)
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今年も北海道内9店舗、道外8店舗の
自家焙煎珈琲店17店舗が大集合!

道内勢は、
いま話題の創成スクエアへにも
出店しているモリヒコと、

パセオ店で新たにスープランチも始まった
横井珈琲が復活!

道外勢のニューフェイスは、

待望の出店が実現!
世界クラスのバリスタを
次々と輩出している丸山珈琲。
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100g3564円の豆も試飲させてもらいました!

めちゃめちゃ お い し い 。

普段使いには買えないかもしれないけれど
こういう「いい味」を知るのも大事、大事。
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福岡で1953年に創業、
自家焙煎と業務用食品卸の両輪で
走ってきたファディさん。


長崎で今年から焙煎を始めたフレッシュな
アティックさん。

こちら「プレミアム出島珈琲カステラ」、
絶対美味しいに決まってる!
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という、3店舗が初お目見えとなります。


もちろん、各店自慢の名バリスタもやってくる!

京都のウニールからは今週の土日限定で、

2018年のジャパンバリスタチャンピオンシップで
日本一に輝いた山本知子バリスタがやってきます! 
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聞けば、山本バリスタはこれまで何度も
日本一へのチャレンジを続けており、

今回の決勝戦では、プレゼン用の動画が
途中でフリーズして動かなくなったという
ハプニングを乗り越え、

知識・技術・経験ともに
誠実に続けてきた人にしか授からない力で

見事、日本一の座を獲得!

業界内からもあたたかい拍手が送られたそうです。

うーん、これはぜひとも会いに行きたい!


ほかにサザコーヒー(茨城)からも
国内大会の上位入賞常連の本間啓介バリスタが来札!

(左にいるのは、本イベントの企画者である
 丸美珈琲の後藤栄二郎さん)
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こういう日本トップクラスのバリスタから
直接コーヒーの話を聞けるのも
このイベントの魅力のひとつです。


また、今年は各店ともにテイクアウトに力を入れ、
コーヒーをアレンジしたドリンクも勢ぞろい。
(専門的にはシグニチャードリンクといいます)

丸美さんもこちら!「カシスオレンジ」??
土曜に飲んでこようと思います。
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豆の他に関連商品を見るのも楽しい「珈琲マルシェ」。

この黒いボトルは、ファディさんの
和三盆糖入りカフェオレベースですって。飲んでみたい〜。
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そして私が大好きなチョコレート専門店
「サタディズ チョコレート」も出店。

味もパッケージも、ひと味違うレベル。
ああ、買うさ、買っちゃうさ!
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「まるい珈琲マルシェ2018」の詳しい情報は
こちらでご覧いただけます。


このブログでは
道外組の情報を中心にお届けしましたが、

もちろんニセコからやってきたスプラウトや
(グッズがめちゃめちゃ充実!)
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札幌市白石区にあるコーヒースタンド28など

「え?札幌に(北海道に)
 こういうお店があったんだ?」
といううれしい発見が待っています。
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店側にとっては
時間も人手も割かなければいけない
催事場出店に
これだけの質・量の名店が集まるのも、

札幌のひとはコーヒーが大好きで、
新しいものへの感度が高く、舌が肥えている

という期待があればこそ!


名店を飲み支えるのも、
私たち消費者にしかできない応援です。

お買い物をしなくても楽しいので
どうぞのぞいてみてくださいな〜。

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今日から始まった《まるい》珈琲マルシェ2018は

11月12日月曜まで 
丸井今井 大通館9階 催事場で好評開催中です! 

by miminibanana | 2018-11-07 16:25 | レポート | Comments(0)

浅生鴨さんトーク@札幌 書肆吉成20181030

自分でも忘れないように
iPhoneでメモしていた記録をざざっとコピペします。

2018年10月30日。札幌・書肆吉成での
作家・浅生鴨さんトークレポート。


2018年9月5日発売の浅生鴨さんエッセイ集
『どこでもない場所』(左右社)、
発売一カ月で重版決定(会場から拍手)!
今回はそれを祝っての札幌トーク。

会場は札幌市中央区にある新刊古書書店「書肆吉成」。
司会進行もご店主の吉成さん。
しっかりと本書を読み込んで付箋だらけにしている
吉成さんによると、このエッセイ集には「迷う話」が多い。

浅生「今日も新千歳空港からJRに乗るつもりが、
なぜかバスに乗っちゃいました。しかも各駅停車」。

吉成さんがつけたトークイベントタイトルは
「本屋で迷子になる方法」。

浅生さんの本屋歴を聞く。
こどものころに通ってたのは、
阪急電車に直結の新刊書店と商店街の古書店。

どっちも「次、これ読め」と店主が勧めてくれた。
おかげで書物を体系立てて読む経験を積めた。
書店主が客のことをよく知ってた時代。
どっちの店も阪神淡路大震災でなくなった。

小学3年生だった浅生さんは、勧められて
筒井康隆『エロチック街道』なんかも読んだらしい。
浅生さん「間違った勧めですよね」。

阿佐田哲也とかも強烈だった。
まわりの友達は途中から少年ジャンプ。
浅生さんはジャンプ系よりも
『マカロニほうれん荘』『らんぽう』。

いま好きな書店はここ、というのはないけれど、
棚が面白いところは立ち止まる。

書店は書店主の好みを出すしかない。
それを見て「受け入れます」という人たちは「相当受入れる」。

「うちなんかどうですか?妥協の産物なんですが」
と恥ずかし気に聞く吉成さんに対して
「いやいや」と返す浅生さん。

「『芸術新潮』が狂ったようにあったり、
ヒットラー系がちょこちょこ。
『妥協の産物』とおっしゃっていますが、
その妥協のハードルが高いと思う。
今日は札幌の吉成さんでトークだと言うと、
家の人にカードを取り上げられた。
いまも(買うのを)相当ガマンしています」


旅先の話。どの国でも本屋に行く。楽器屋も。
楽器屋はその国の値段がわかる。
楽器イコール無駄な文化に(富裕層は)
これくらいお金を出すのかという目安。

あと、そのまちの地図を買う。

18歳まで神戸で育った。
坂を上ったら北。北海道は坂がない。
「札幌の住所って東西南北はっきり書いてありますが、
僕の中では(坂になっていないと)それは北でもなんでもない。
北をちょっと持ち上げたらよかったのに。惜しい」


吉成さん「“迷う”つながりで買物とかも迷いますか?」。
浅生さん「いえ」と即答。

この日着ているTシャツも同じものを12枚もってる。
靴下は黒と決めている。
今日も実は左右厚さが違っているけど、
見た目にはわからないからいい。

エッセイの話。
「描写もしっかりしていて、たとえも秀逸」
遅読の吉成さんが4時間で読んだ。

でも結局浅生さんて「誰」なんだろう?
わかっているのは奥付けの情報(1971年生まれ、神戸育ち)。

浅生さんの回答
「ひとは非常に多面的。普通は相手によって
(態度や言うことが)ばらついたりしますが、
僕はばらけたままでいい。統一する気がない。受注体質」

肩書きをつけるとしたら?
「名刺も持っていないし、肩書きもいつも相手任せ。
 最近は作家、プランナーが多い」

レコード会社にいたこともある。
有名なアーティストは担当していなくて企画もの。
金魚売りの声をラップにしたり。

吉成さん「どんなときに気持ちを上げたいですか?」
浅生さん「うれしいとき、楽しいときに気持ちをあげたい。
気持ちが落ちてる時はそのつらさをしゃぶり尽くしたい。
せっかく悲しいのにもったいない。
“もうダメだ”って言いたいじゃないですか。
それを長引かせたい」

このあと、浅生さんがかなり深刻な交通事故にあい、
PTSDになった話も。

そんな壮絶な体験をしつつ、エッセイ集は軽妙洒脱。
基本は誰にとっても「あるある」という話を書いている。
「さらっと書かれるとやられた!という気持ちになる」と吉成さん。

エッセイは頭から順書きした。

最後の見開きに謎の「ポイントカード」あり。
「40迷子」で浅生さんから認定証がもらえるらしい。


●質問タイム 「 」は質問者。地の文は浅生さんの回答。

・「ネタ帳はありますか?」
どうでもいいことをメモしてる。
ものを覚える気がないのでメモしとかないと忘れちゃう。
人生のことはほとんど、どうでもいい。
普段は手帳。ボツにしてる小説もある。
発注されてから考える。

吉成さん「エッセイの中に
“現実と僕の間に半透明な膜がある”と書いているその膜は、
古本保護のグラシン紙じゃないか」
浅生さん「オブラートとかシャボンくらいの感覚」


・浅生さんのTwitterファン
「浅生さんみたいに、
 ものの見方に遊びを取り入れるコツは?」
世の中をなめてかかることです。
「結構世の中甘い」と思っていれば大丈夫です。


・「NHK_PR1号だった中の人をやめたあとの野望は?」
野望とかはなくて、ただやめた。
やめることが求められてるなと思った。
もともと「NHKの外の空気を(局内に)持ち運んでほしい」
と乞われて入社したけれど
10年近く働くと“NHKらしく”なってきた。

もとの発注をまっとうするためにやめた。
(今も外注スタッフとして番組を作っている)
それが受注のプロですよね。


このあとは雑談的に…。

物を書く時はBGMなし。
いまはデンマーク放送のラジオを聴いている。
何を言っているかわからないから
いい感じのノイズになる。

北海道産黒豆の納豆は美味しい。

いまハマってるものは海外ドラマ。インドの刑事もの。

ゲーム会社にいたこともある。
女の子を口説くゲームが馬鹿受けして
会社がレコード会社を立ち上げ、そっちに異動した。
それまではゲームセンターのゲームを作っていた。


という1時間強でした。

会場、びっっっっくりするほど女性陣多し!

オシャレな若い男女や
ハイセンスなおねえさんたちが多くて、
「ほぼ日」ファン層だなと感じました。


以上、メモでした。

by miminibanana | 2018-11-01 21:36 | レポート | Comments(0)

春風亭昇太さん独演会@道新ホール

10/19金曜。

昨夜は「笑点」の司会でおなじみ
春風亭昇太さんの独演会へ。


歌丸さんが亡くなったあとの
記者会見の顛末に涙を流して笑うお客さん続出!

本来なら神妙な場になる記者会見が、

落語芸術協会のお歴々が並ぶと
誰もが率先して笑いを取りにいくという、
噺家の性に大爆笑!

や、歌丸さんもきっと空の上で
「ばかだねえ」とあきれ顔で
笑ってくれてたんじゃないかしらん。


さて肝心の演目は、前半が「親子酒」。

禁酒を誓ったはずの父と息子が
あっさりと互いにその誓いを破るお噺です。

息子に隠れて飲み出す父の飲みっぷりを観ていると、
まあ、まあ、
自分のノドごしに
あのカーーーーッと熱い液体が
滑り落ちていく感触が甦る名演技!

おかみさんに命じてつくらせた、
柚子をすりおろした塩辛を
おやじさんがのみくだした瞬間、
私のノドがごくりと鳴ったことを告白します。


後半は「宿屋の仇討」。

ネタバレを避けて説明すると、
宿屋で隣同士になった武士と、江戸からの三人衆。

男旅特有のハイテンションではしゃぐ男たちに、
隣部屋の武士は「うるさくて眠れん!」と
宿屋の井八(いはち)を介してねじこみます。

もうね、江戸三人衆は
はっきりいって修学旅行生のノリ。

「じゃあ、おまえの好きなコは誰だよー」的な
少年の稚気にあふれている。

昇太さんは
そのへんの現代的なセンスが光ります。

一方、武士は武士ですから、
「いつまでしゃべってんだーーーー!」と
子どもたちを叱る先生のような存在です。


そのやりとりにガハハ、ガハハと笑っていたら

「……ん?ん?…えええええっ!」と
両手で口を覆ってしまう
まさかのダーク展開にビッックリ。

家に帰ってあわてて
私が好きな落語辞典『新版 落語手帖』で
「宿屋の仇討」を読むと、
いろいろ得心するところがありました。


“サゲ”前の武士のふるまいは、
きっと噺家によって演じ方が違いそう。

けろっとした表情で「あれはな…」と語ってもいいし
確信犯的ににやりと笑ってもいい気もしました。


ああ、笑った笑った。

「親子酒」で
家族間のたわいなくも愛おしい意地の張り合いを

「宿屋の仇討」で
旅がもたらす出会いと滑稽さを語る、

楽しい楽しい春風亭昇太さんの独演会でした。


あ、もちろん、このあと
私は友達と日本酒を呑みにいきましたとさ〜。

by miminibanana | 2018-10-19 13:12 | レポート | Comments(0)

旧永山邸を撮影するワークショップ

10月13日土曜に行われた

「旧永山邸の魅力をとらえる
 写真撮影ワークショップ」に参加してきました!
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旧永山邸は、
「屯田兵の父」といわれた第二代北海道庁長官
永山武四郎(1837年〜1904年)が建てた私邸です。

今年6月に新しくリニューアルし、
カフェもできて
新たな憩いのスポットになりました。
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そこを撮影対象に、
スマホで(これ、大事!)撮影するテクニックを
プロに教わる。

うれしい内容のワークショップです。

先生は、北海道を舞台に
人や風景を撮り続けてきた酒井広司さんです。

私も何度も取材で組んだことがあり、

「この人にお願いしたら間違いない!」と
信頼できる写真家のお一人です。


最初、簡単に説明があり、
「早速、外に出てみましょうか」

酒井さんの説明に聞き入るのは、
私を含め6人の生徒たち。

偶然ですが女子クラスになりました。
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光と影のバランスや順光、逆光の違い、
構図について説明を聞き、撮り始めます。

どうです、この不慣れな感じ(笑)。

気がついたら並んでる〜。
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だんだん慣れてくると、
各自が自分なりのアングルを探し始めます。
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時折、酒井さんのつぶやきを聞いたりして。

「ほら、これはここからあえて逆光で撮ると
 陰影が深くなる」とか。
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この日は天気がよくてホントによかった。
木蔭に入ると、ちょっと肌寒いくらい。

じきに影を撮るのも楽しくなってくる。
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旧永山邸は樹々に囲まれていて
小さな公園も隣接しています。
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門の中から公園側を撮ってみる。
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「建物の外観だけでなく
 細部のディテールにも注目して」

ふむふむ。門柱の飾りと、
この日の運営スタッフGさんを撮ってみる。
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これも気に入ってる一枚。
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明治期に建てられた建物は
モダンな和洋折衷スタイルが素敵ですよね。

金田一耕助の事件現場になりそう。
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「みんな、そろそろいいですか?
 じゃあ今度は
 建物の中を撮っていきましょう」

美しいすりガラス越しに
人物撮影のコツも教わる。

「あと数センチ、窓ガラス側に近づいて」
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こちら、酒井先生が撮影したカット。

モデルさんにちょっと動いてもらっただけで
帽子のシルエットがはっきりした!
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赤いカーベットの部屋は、
空間がピンク色に染まります。
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自分の手で遊んでみる。
「ぐわぁっ!」殺人事件風に。
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和室も絵になりますよね。
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「畳の部屋は正座したときに
 もっとも美しく見えるようにできています」

証明してみましょう。

こちら、立って撮影したすりガラス。
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こちら、正座で撮影。うーん、なるほど!
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と感心しながら撮る私を撮る酒井先生のカット。

このとき、久しぶりに正座して
足がつりそうになっています。
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昔の建物は、すりガラスが
うっとりするほど美しい。
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撮影が終わると、ランチタイム。

1階にあるカフェのサンドイッチとコーヒーを注文して
酒井先生撮影のカットを見せてもらう。
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この日は酒井さんから教わり、

撮った画像を加工できるソフトと

画像を富士フイルムの「チェキ」に
印刷できるアプリをスマホにいれました。

そんなことができるなんて知らなかった!

どちらも無料アプリなので
全員がその場で早速ダウンロード。


下の画像のコーヒーの横に立っている
ちっちゃな機器がプリンターです。

Wi-Fiで接続して「画像を印刷する」を押すと
どんどん出てくる!た、楽しい!
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同時に画像加工のポイントも教わり、

いーーーっぱい撮った中から
「これだ!」と思う写真の
明るさや彩度、構図を調整し、
次々とプリントしていきます。


こちら、酒井先生の10枚。
あのすりガラスのカット、プリントするととてもいい!
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こちら、私の10枚。

みなさん、薄々お気づきでしょうが、
あるテーマをもとにピックアップしました。
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この日、酒井さんが想定していた
ワークショップのゴールは

チェキを紙に貼って、文章を添えて
人に見てもらう写真パネルとして完成させること。


何を書くかは各自の自由ですが
「文章を添えて」と言われると

よほど好きな方じゃない限り、
ハードルがあがっちゃいますよね。


酒井さんにふられて、私からも
簡単な文章のコツを説明させてもらいました。

浮かんだ単語を並べるだけでもいいこと、

書く前に口の中でコショコショっとつぶやいてみて
つっかからずに言えたなら、
見ている人もつっかからずに読めること…


こちら、酒井さん撮影のパネル制作風景。
みんな、おやつにも手を伸ばさずに真剣そのもの!
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そうしてできたパネルは裏に両面テープをつけて

なんと、旧永山邸の2階にある
「みんなのギャラリー」に貼ってお披露目することに!
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わー、こうして見ると全員が、
なかなか“さま”になっていませんか!

他の人の作品を見て、
自分では絶対思いつかないアングルに驚いたり、

ご本人の人となりが伝わる
あたたかいコピー(文章)にほっこりしたり。

対象物が同じでも
6人の目がとらえたものは
その人だけの世界なんですよね。深いなあ。


ちなみに一番左の、ちょっと離れた一枚は
午前中に撮ったみんなの記念写真。

チェキの小ささもあって、まとまりが出て
年に一度集まった家族アルバムのようでした。
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私の作品テーマは
ズバリ、「旧永山邸殺人事件」!

大好きな市川崑監督の
金田一シリーズみたいにしたくって。

もしかしたらここで昔、
未解決連続殺人事件が…的に。
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その謎を解くのは現在の名探偵か。
それともミステリーは
次の年号にも持ち越されるのか…。
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こうして
朝10時から始まり、夕方4時に終了した
一連のワークショップ、

とっっっっても勉強になりました!


いつでもどこでも気軽に撮れるスマホですが、
ちゃんとアプリを使いこなせば
より「狙い通り」の画像ができる。

しかも、それをプリントして
誰かと共有できるところまで持っていけると

写真を撮るという行為が
さらに広がりを持つことが実感できました。


企画・指導してくださった酒井さん、
ありがとうございました。

好き勝手に動き回る私たちの面倒を見てくれた
ノーザンクロスのGTさんにも心から感謝を。


初対面で同じ「クラス」になった皆さんも
とっても楽しかったですね!

ありがとうございました!
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私たちのパネルの展示は、当分続くそうです。


旧永山邸は入場無料ですので
もしお近くに行くことがあれば、のぞいてみてくださいね!

旧永山武四郎邸
http://www.city.sapporo.jp/keikaku/keikan/rekiken/buildings/building08.html

by miminibanana | 2018-10-14 16:03 | レポート | Comments(0)

ウッドクラフト旦(あした)プロジェクト職人展、終了!

7/25水曜。

昨日で最終日を迎えた
「ウッドクラフト旦(あした)プロジェクト職人展」。

「結納ウッドクラフト 旦(あした)」を作った
職人たちのグループ展でした。

江差町の桐、すなわち日本最北端の“北限の桐”を使った
桐箱と手彫りの漆盆セットの
「結納ウッドクラフト 旦(あした)」はこちら!

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7/17火曜、会期前日の搬入。

会場である札幌三越4階のギャラリースペースで
とんかん、とんかん。

男性陣、みな職人だから頼もしい、頼もしい!
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3時間でこんな素敵なセットが完成!

結納にちなんで、テーマは「家」。
三角屋根と木のあたたかみが効いています。
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お隣との敷居になる壁に貼るポスターも
「家」つながりで「家系図」をイメージ。

「旦(あした)」のコンセプトを表現しています。

コピーは私、デザインはrocketdesignの菊池信悟さんです。
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各作家さん紹介のネームスタンドも

私がコピーを考え、
菊池さんが簡単な三角錐がつくれるようレイアウトし、

手先が器用な筆耕の新尚江さんに“工作”してもらいました。
新さん、グッジョブ!
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初日はこんな感じ!
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主役はやはりこれ! 「結納ウッドクラフト旦(あした)」
江差町の桐とともに。
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この制作・広告に関わった木工職人、真鍮作家ご夫婦、
ガラス作家、筆耕(水引も)、豆料理専門家、
ライター、カメラマン、デザイナー、

そして、みんなを取りまとめてくれたコーディネーターと
総勢11人のグループ展、いや、ファミリー展となりました!
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私もこれを!

『日本一貧乏な観光列車が走るまで』
全国の書店でもAmazonでも好評発売中です!
http://amzn.to/2o0Sisa
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正直なところ、百貨店で本は売れないだろうなーと
思っていたんですが、
ちょっこし売れました!うれしい!


そして1週間の会期が終わり、昨夜は撤収ーーーー!
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私はいつも、ものづくりや職人さんたちを
記事で応援する立場ですが、
今回はじめて自分もメンバーとして参加させてもらい、

「つくって売る」一連の流れを身を以て知ることができ、
本当にいい勉強になりました。

考えて、つくって、届けて、売る。

価値を、物語をわかりやすく、魅力的に発信して
お客様の心を動かし、生活の糧を得る。

本当に大変なことです。

だからこそ、細部にまで心をこめなければ。

それを教えてくれた「旦」メンバーの皆さんに、
心の底から感謝を。


昨日、閉店時間まぎわになると、
メンバー同士が
「実は会期中ずっと気になっていたんだけど…」と

お互いの作品を買う、買う(笑)。

私も「旦(あした)」の撮影をしてくれた
カメラマン山岸せいじさんの
(この会場の設営プランも考えてくれました!)

素敵な作品「しずかな時間」(なんと3500円&税!)を
自宅に連れて帰りました。

一番通るところに飾る。すごくいいーーー。
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これを見るたびに、このファミリー展も思い出す。

いくつになっても新しい経験がある、幸せです。


最後にバンドみたいにメンバー紹介をして終わります。

「みんなー、ゴキゲンなメンバーを紹介するぜ!」(笑)

・北海道から生まれた新しい「おめでとう」のカタチ
 江差町の名匠、及川繁治さんによる“北限の桐”箱
   結納ウッドクラフト「旦(あした)」

・「旦(あした)」の漆盆を力強い手彫りで制作
 毎日使ってほしいから細部にまで心をこめて
   木工房緑舎 屋中 健洋 Takehiro Yanaka

・「旦(あした)」の取手は美しい真鍮製
 サビに強く経年変化も楽しめる真鍮をご家庭に
   闇月創房 逸見 茂樹 Shigeki Henmi


 闇月創房の逸見和栄さんは、
 会期中、すばらしい接客とまめなSNS情報発信で
 場を多いに盛り上げてくれました!

・「結納」本来の心を上質な一品に込めて伝えたい
雅印作り・ポチ袋作りのワークショップも開催!
  工房黄華 新 尚江 Atarashi Naoe

・漆盆に添えたくなる花器もご提案
吹きガラスのやさしさに毎日を見守られて
  Studio π 上杉 高雅 Takamasa Uesugi

・豆大国、北海道から地豆の魅力をマメに発信中
著書『地豆の料理 食卓に並べやすい地豆のアイデアレシピ100』
  伊藤 美由紀 Miyuki Ito

・ポスター・パンフレットの撮影と
「家」をモチーフにした会場プランを実現
  山岸 せいじ Seiji Yamagishi

・「旦(あした)」のロゴは箱とお盆をイメージ
 会場内の“家系図”も温かみのあるデザインで
   rocketdesign 菊池 信悟 Shingo Kikuchi

・北海道のモノ・まちづくりを取材で応援
著書『〝日本一貧乏な観光列車〟が走るまで』
  佐藤 優子 Yuko Sato


・本展の企画・コーディネーター
北のクラフトプロジェクトいぷしろん 
  舟見 優子 Yuko Funami


以上、ゴキゲンなメンバーでした!

by miminibanana | 2018-07-25 12:28 | レポート | Comments(0)

「北の読書環境シンポジム」盛況でした!

6/24日曜。

北海道ブックシェアリングさんの10周年記念事業
「北の読書環境シンポジウム」に行ってまいりました!

聞けば、学校・図書館・書店・出版関係者が
70名近く集まったとかで、

あちこちで自然発生的に名刺&情報交換が行われた
とても熱い会だったように感じています。


私も北海道書店ナビの取材でお世話になった
あの方、この方にもう一度お会いできて
とても嬉しかったですし、

これから何かできそうな、新しい出会いもありました。

あらためまして、この集まりに声をかけてくださった
北海道ブックシェアリングさんに
心より御礼申し上げます。

北海道ブックシェアリング

シンポジウムの冒頭は、代表の荒井さんのご挨拶から。
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荒井さんは、書店ナビが勝手に
「あの人に聞けば!」的な頼れる
知恵袋みたいな存在だと思っている方で、

北海道の図書館・書店事情について
なんでもご存知です(断言!)。

ゲストトークは一人20分。

市立小樽図書館館長の鈴木浩一さんがトップバッター。

お隣り(写真右)がもう一人のスピーカー、
北海道学校図書館協会事務局長次長の大久保雅人さんです。
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公共図書館の現状について鈴木さんが
学校図書館について大久保さんが
そして私は「北海道書店ナビ」を通じて知った
民間の書店&ブックカフェについてお話する、という構成でした。


下の写真は後半の分科会の様子です。

私たちスピーカー3人も各自3チームに散らばり、
それぞれ異なるテーマについて
ファシリテーターさんに導かれながら話し合いました。


私が入った分科会3は
「本と生きるとはどういうことか?」という
めっっちゃ大きなテーマに対して、
個々人でマインドマップを作るところからスタート。

時間があれば、他の人たちのマインドマップを
のぞき見したかったです(笑)。
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自分でゲストとして出ておきながらなんですが、
北海道書店ナビ用に簡単なレポートも書く予定です。

「読書環境」というキーワードだけで
日曜の午後から、しかも有料イベントに
これだけの人たちが集まった。

この事実に確かな希望を感じつつ、
ここでのつながりを今後どう具体的に活かしていくか、
知恵をはたらかせていきたいです。

お越しいただいたみなさま、
このような場を設けてくださった関係者みなさま、
本当にありがとうございました。


『日本一貧乏な観光列車』本も4冊売れました(笑)。
やったー。

『日本一貧乏な観光列車が走るまで』
全国の書店でもAmazonでも好評発売中です!

by miminibanana | 2018-06-24 20:33 | レポート | Comments(0)

箱メーカー、モリタさんの工場見学!

6/20水曜。久しぶりにレポートを書きます。

昨日、Facebookで見つけたイベント
「北の紙箱屋さん工場見学&ランチ会」に
行ってきました!
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主催されたのは、
札幌の社労士法人Synergy代表の村上 賢吾さん。

村上さんは、
札幌市倫理法人会の会長でもあり、
8人の定員中、大半が
会員のみなさんだったようです。


タイトルの「北の紙箱屋さん」とは
札幌市白石区に本社があるモリタ株式会社さん。


私がこのブログでもたびたびご紹介している
デザイナー&箱メーカーのコラボイベント
「ハコマ」をやっている、
そのモリタさんなのでありました!


ハコマ関連記事はこちらから!
「ハコマ2016会場レポート」

記事の最後に2012〜2014年の
レポートへのリンクも貼っています。


続きはここをクリック!

by miminibanana | 2018-06-20 21:30 | レポート | Comments(0)

歓迎!台湾交通部観光局の周局長御一行

6/9土曜。

今朝、札幌観光協会さんのご依頼により、

YOSAKOIソーランまつりの視察に来道されている
台湾交通部観光局の周局長御一行に

著書『日本一貧乏な観光列車が走るまで』の
紹介をさせてもらいました。
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先方が「北海道の鉄道について勉強したい」という
お話でしたので、私ひとりでは
とてもではないですが役不足。

そこで困ったときは、
“そうだ、永山さんを呼ぼう!”となり、

私は簡単に本&「ながまれ海峡号」の紹介をして、
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北海道鉄道観光資源研究会の代表でもある
永山茂さんに
本題の「北海道の鉄道観光」について
たっっっぷりと語っていただく一時間となりました。


おもてなしの心が細やかな永山さん。

この日のネクタイも、まさに6月9日の今日が
「台灣鉄路節の日」であることを祝して、

そして台湾に敬意を表して「赤」を選択。
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道南いさりび鉄道のアピールや
永山さんが愛する釧網本線を北海道遺産に!という
活動の紹介、

日本と台湾が、鉄道を通して
さらにお近づきになれるアイデアを提言しておられました。
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台湾の鉄道観光を推進しておられる周局長も
永山さんの話をメモをとりながら、
大変熱心に聞いてくださったご様子。

鉄道を文化遺産として次世代に残そうとする
永山さんの活動に、共感を寄せてくださいました。


周局長御一行はこのあと、小樽に向かわれたとのこと。

どうぞ、最後まで
初夏の北海道を存分に楽しんでいただけたら、と思います。


札幌観光協会の今野さんをはじめ
関係者の皆様、大変お世話になりました。

大変貴重な機会となりました。
心より御礼申し上げます。


『日本一貧乏な観光列車が走るまで』
全国の書店でもAmazonでも好評発売中です!

by miminibanana | 2018-06-09 17:39 | レポート | Comments(0)

札幌映画サークル創立55周年記念上映会 香川京子さんトークレポ

5/27日曜。


昨日、今日と動き回ったウイークエンド。


昨日は札幌映画サークルさんの

創立55周年(すばらしい!)記念上映会に。



溝口健二監督の「近松物語」と「山椒大夫」の上映、


そして!どちらの作品にも主演されている

女優、香川京子さんのトークがありました!


いやあ、ステキでしたよーーーー、香川さん。


彼女の歩いてきた道のりがそのまま

日本映画史と重なる輝かしいキャリアとは裏腹に


ご本人はいたって「引っ込み思案」で

「前には出たがらない」性分なのだとか。


その彼女に溝口健二はじめ、成瀬巳喜男、今井正、

小津安二郎、黒澤明、山田洋次、是枝裕和…と

名だたる映画監督たちが魅了され、

「ぜひ作品に」と切望したことを思うと、


やはり俳優にとって「無作為」ほど

最強の魅力はないのかもしれません。



以下、トークを聞きながら入力したiPhone「メモ」に

文章的な編集を加えてアップします。



映画生活70年目。17歳から映画界へ。

新聞社主催のニューフェイスに応募して女優に。

「自分の仕事」と思えるものがほしかった。

おじさんが映画の宣伝やってた。反対されたけど。


就活とオーディションのカメラテストの日時が

ぴったり重なって、人生の分かれ道。

「やりたいほうを」と言ってくれた母親。

新東宝に。女優という職業としてやってきた。


成瀬巳喜男監督「女優さんらしくない」。

仕事が終わると家に帰って普通の生活に。

「監督荒らし」と呼ばれたことも。

「私は荒らしたつもりなんてないんですけどねえ」


出演作品を自分で選びたい。

本数契約からフリーになりたい。

とにかく自由になりたい一心。

自分から出演をお願いしたことは一度もない。


小津監督の香川評「洗いたて」

溝口「生得の魅力がある」小津「リアクション上手」


この「リアクション上手」は溝口健二監督のおかげ。

溝口監督は役者に演技をつけないので有名。

「やってみてください」

「もう一度」「もう一度」と繰り返すだけ。

役者が自分で考えなきゃいけない。演技の基本。


「近松物語」も、そう。最初はおたま役だった。

ヴェニスの映画祭から帰ってきたら

「きみが、おさん役だよ」。

人妻役、京言葉も衣装も初めて。

浪花千栄子から方言指導。衣装で歩く練習、京言葉練習。

「ずっと浪花さんにすがりついてました」


溝口監督に唯一言われたことは「反射してますか?」

リアクションを大事に。

黒澤組もそう、反射の連続。


「天国と地獄」セリフなく反射の連続。

画面には出てるけど、出過ぎても引っ込みすぎでダメ。

黒澤組の女優は難しい。

黒澤没後、新聞の切り抜きが出てきた。

「天国と地獄」キャスティング前の黒澤明コメント

「奥さんのイメージはエリザベステイラー。

 買い物かごが似合わないひと」

「私、それを知ってたら出られなかったと思います(笑)」


黒澤組初出演は「どん底」。

巨匠、黒澤はスタッフ・キャストの勉強のために

古今亭志ん生を呼んで「粗忽長屋」を一席やってもらう。

他の共演者が大ベテラン。必死だった。

「長いカットの方が芝居がつながるから好き。舞台のよう」


「赤ひげ」のときも役づくりのために

同じような役どころをやったことがある

山田五十鈴の紹介で精神病院を訪れたことも。


今井正監督「ひめゆりの塔」。ほとんどセット。

夏の話だが撮影は冬。とにかく寒かった。

母親が作ったビニール製の下着。

白い息出るといけない。テストの時に氷を含む。

沖縄の女学生たちのことを思えば、とがんばる。


戦後30年ぶりにひめゆり学徒隊の「卒業式」に参加。

初めて沖縄に。

「お友達を亡くしたようでした。戦争は二度と…」

ひめゆり同窓会東京支部の準会員に。

孫たちの活動を著書「ひめゆりたちの祈り」に書いた。

夫、社会部の記者。共著みたいなもの。

ひめゆりの出演、人生の影響大。



溝口作品「山椒大夫」京都の冬に撮影。

入水場面が美しいのは、カメラ宮川一夫のおかげ。

湖の底にスタッフがスロープを作ってくれて、そこを歩いた。


「近松物語」相手役、長谷川一夫、やさしい。

なんでも受け止めてくれる。


気持ちでぶつかる。ワンカットワンカット忘れられない。

途中、ふたりとも死を覚悟したはずなのに

茂兵衛の最後の告白「お親い申しておりました!」

「死ぬのがいやになった」とすがりつくおさん、

「そんなこと言われても茂兵衛は困ったでしょうねえ(笑)


役者として自分の必死な気持ちと

おさんの一途さが重なったのかも。


寅さん24作目にも出演。実は第1作目に出るはずだった。

オファーがあったが後日制作側から

大変申し訳ないのですが、

 実は予算がないもので…」と出演が流れたそう。

(推測:香川さんクラスのギャラが払えなかった?)


24作目「男はつらいよ 寅次郎春の夢」

もの静かな渥美清。心づかいのひとだった。



うーん、すごい。

出てくる監督、役者の名前がビッグネームばかり!


このほかにも香川さんの映画界における貢献度は高く、


近年、ご自宅に保管されていた映画資料300点近くを

東京国立近代美術館フィルムセンターに寄贈され、

2011年には日本人初の国際フィルム・アーカイヴ連盟賞を

授与されたそうです。知らなかった!



私がもの心ついたときは

「おしとやかなおくさま

 or いつもニコニコ顔のおかあさん」

というイメージが強かった香川さんでですが、


当時21歳だった「近松物語」の熱演は

身震いするほどのすごみがある。


一度は離ればなれになった茂兵衛とおさんが再会し

このまま溶けてしまいたい……!とばかりに

狂おしく抱き合う場面を、みなさんに見てほしいです。


しかもこういう名作を映画館の大きいスクリーンで

見ることができて、本当によかった!


札幌映画サークルさん、創立55周年おめでとうございます。


今回もまた素敵な上映会を私たち映画好きに届けてくれて

ありがとうございました!


by miminibanana | 2018-05-27 18:52 | レポート | Comments(0)