旧永山邸を撮影するワークショップ

10月13日土曜に行われた

「旧永山邸の魅力をとらえる
 写真撮影ワークショップ」に参加してきました!
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旧永山邸は、
「屯田兵の父」といわれた第二代北海道庁長官
永山武四郎(1837年〜1904年)が建てた私邸です。

今年6月に新しくリニューアルし、
カフェもできて
新たな憩いのスポットになりました。
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そこを撮影対象に、
スマホで(これ、大事!)撮影するテクニックを
プロに教わる。

うれしい内容のワークショップです。

先生は、北海道を舞台に
人や風景を撮り続けてきた酒井広司さんです。

私も何度も取材で組んだことがあり、

「この人にお願いしたら間違いない!」と
信頼できる写真家のお一人です。


最初、簡単に説明があり、
「早速、外に出てみましょうか」

酒井さんの説明に聞き入るのは、
私を含め6人の生徒たち。

偶然ですが女子クラスになりました。
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光と影のバランスや順光、逆光の違い、
構図について説明を聞き、撮り始めます。

どうです、この不慣れな感じ(笑)。

気がついたら並んでる〜。
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だんだん慣れてくると、
各自が自分なりのアングルを探し始めます。
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時折、酒井さんのつぶやきを聞いたりして。

「ほら、これはここからあえて逆光で撮ると
 陰影が深くなる」とか。
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この日は天気がよくてホントによかった。
木蔭に入ると、ちょっと肌寒いくらい。

じきに影を撮るのも楽しくなってくる。
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旧永山邸は樹々に囲まれていて
小さな公園も隣接しています。
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門の中から公園側を撮ってみる。
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「建物の外観だけでなく
 細部のディテールにも注目して」

ふむふむ。門柱の飾りと、
この日の運営スタッフGさんを撮ってみる。
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これも気に入ってる一枚。
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明治期に建てられた建物は
モダンな和洋折衷スタイルが素敵ですよね。

金田一耕助の事件現場になりそう。
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「みんな、そろそろいいですか?
 じゃあ今度は
 建物の中を撮っていきましょう」

美しいすりガラス越しに
人物撮影のコツも教わる。

「あと数センチ、窓ガラス側に近づいて」
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こちら、酒井先生が撮影したカット。

モデルさんにちょっと動いてもらっただけで
帽子のシルエットがはっきりした!
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赤いカーベットの部屋は、
空間がピンク色に染まります。
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自分の手で遊んでみる。
「ぐわぁっ!」殺人事件風に。
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和室も絵になりますよね。
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「畳の部屋は正座したときに
 もっとも美しく見えるようにできています」

証明してみましょう。

こちら、立って撮影したすりガラス。
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こちら、正座で撮影。うーん、なるほど!
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と感心しながら撮る私を撮る酒井先生のカット。

このとき、久しぶりに正座して
足がつりそうになっています。
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昔の建物は、すりガラスが
うっとりするほど美しい。
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撮影が終わると、ランチタイム。

1階にあるカフェのサンドイッチとコーヒーを注文して
酒井先生撮影のカットを見せてもらう。
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この日は酒井さんから教わり、

撮った画像を加工できるソフトと

画像を富士フイルムの「チェキ」に
印刷できるアプリをスマホにいれました。

そんなことができるなんて知らなかった!

どちらも無料アプリなので
全員がその場で早速ダウンロード。


下の画像のコーヒーの横に立っている
ちっちゃな機器がプリンターです。

Wi-Fiで接続して「画像を印刷する」を押すと
どんどん出てくる!た、楽しい!
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同時に画像加工のポイントも教わり、

いーーーっぱい撮った中から
「これだ!」と思う写真の
明るさや彩度、構図を調整し、
次々とプリントしていきます。


こちら、酒井先生の10枚。
あのすりガラスのカット、プリントするととてもいい!
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こちら、私の10枚。

みなさん、薄々お気づきでしょうが、
あるテーマをもとにピックアップしました。
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この日、酒井さんが想定していた
ワークショップのゴールは

チェキを紙に貼って、文章を添えて
人に見てもらう写真パネルとして完成させること。


何を書くかは各自の自由ですが
「文章を添えて」と言われると

よほど好きな方じゃない限り、
ハードルがあがっちゃいますよね。


酒井さんにふられて、私からも
簡単な文章のコツを説明させてもらいました。

浮かんだ単語を並べるだけでもいいこと、

書く前に口の中でコショコショっとつぶやいてみて
つっかからずに言えたなら、
見ている人もつっかからずに読めること…


こちら、酒井さん撮影のパネル制作風景。
みんな、おやつにも手を伸ばさずに真剣そのもの!
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そうしてできたパネルは裏に両面テープをつけて

なんと、旧永山邸の2階にある
「みんなのギャラリー」に貼ってお披露目することに!
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わー、こうして見ると全員が、
なかなか“さま”になっていませんか!

他の人の作品を見て、
自分では絶対思いつかないアングルに驚いたり、

ご本人の人となりが伝わる
あたたかいコピー(文章)にほっこりしたり。

対象物が同じでも
6人の目がとらえたものは
その人だけの世界なんですよね。深いなあ。


ちなみに一番左の、ちょっと離れた一枚は
午前中に撮ったみんなの記念写真。

チェキの小ささもあって、まとまりが出て
年に一度集まった家族アルバムのようでした。
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私の作品テーマは
ズバリ、「旧永山邸殺人事件」!

大好きな市川崑監督の
金田一シリーズみたいにしたくって。

もしかしたらここで昔、
未解決連続殺人事件が…的に。
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その謎を解くのは現在の名探偵か。
それともミステリーは
次の年号にも持ち越されるのか…。
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こうして
朝10時から始まり、夕方4時に終了した
一連のワークショップ、

とっっっっても勉強になりました!


いつでもどこでも気軽に撮れるスマホですが、
ちゃんとアプリを使いこなせば
より「狙い通り」の画像ができる。

しかも、それをプリントして
誰かと共有できるところまで持っていけると

写真を撮るという行為が
さらに広がりを持つことが実感できました。


企画・指導してくださった酒井さん、
ありがとうございました。

好き勝手に動き回る私たちの面倒を見てくれた
ノーザンクロスのGTさんにも心から感謝を。


初対面で同じ「クラス」になった皆さんも
とっても楽しかったですね!

ありがとうございました!
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私たちのパネルの展示は、当分続くそうです。


旧永山邸は入場無料ですので
もしお近くに行くことがあれば、のぞいてみてくださいね!

旧永山武四郎邸
http://www.city.sapporo.jp/keikaku/keikan/rekiken/buildings/building08.html

by miminibanana | 2018-10-14 16:03 | レポート | Comments(0)