5/17日曜。
昨日行ってきた上映会は「札幌爆音上映VOL.2」。
場所は狸小路の札幌プラザ2・5で、
ブルースブラザーズ
エイリアン
エイリアン2 の超名作をスクリーンで観る、
という貴重な機会を提供してくれました!
この3本、まだテレビがブラウン管だったころに放送されたり、
DVDのボックスセットを買ったりして、観てはいましたが、
いやいや、私、間違ってましたよ。
やはり映画は
スクリーンで観てはじめて観たことになる、のですわー。
《爆音上映》とは、通常の映画館の音響ではなく
「音楽ライヴ用の音響セッティングをフルに使い、
ボリュームも限界まで上げ大音響の中で映画を見・聴く試みです」
“ただウルサイ”のではありません。
「大音響でなければ聞こえてこない幽かな音を聴くという、
大胆かつ繊細な上映」で、作品の本質に迫っていく。
たとえば、
ブルースブラザーズは音楽映画なので、まさにライヴ感覚で!
レイチャールズのところとか最後のホールでのライヴ、
踊り出しそうになりました!
かたや、エイリアンは皆さんご存知のとおり、
エイリアンと闘うまでの、あの「静寂」が恐ろしい。
解説によると映画づくりにおける「音」とは
最後の最後につけるものなので、
それまでに予算を使っちゃうと、
「音」にお金がかけられなくなる。
ところが「エイリアン」クラスは違います。
キャップのつばにあたる滴の音や、猫がミルクをなめる音。
あの超キモいエイリアンの卵のアップにさえも、
ぜいたくな「音」が仕込まれてる。
なので視覚だけでなく
聴覚からも受け取る情報量が一気に増えて
恐いこと恐いこと。でも、おもしろいから
コ ワ お も し ろ い 。
すごかったですよ〜、ノストモロ号。大変なことになっていた。
私、あらかじめ映画の結末を知っていなかったら
絶対その場で飛び上がっていたと思う。
見知らぬ隣の人の腕をギュウウウウってねじ切っていたかも…。
いやあ、久しぶりにその作品と一対一で向き合うような
ふかーい鑑賞体験を堪能させてもらいました。
また3本のセレクトが最高なんだもの!楽しかったなあ〜。
こうした機会をつくってくれた
爆音上映のスタッフの皆さんに感謝、感謝です。
しあわせな映画体験をありがとうございました。
札幌爆音上映 の公式サイトはこちらです。