イシノマキにいた時間
午後から打ち合わせに出よーっと。
昨日はね、譲っていただいたチケットで
「イシノマキにいた時間」という芝居を見ましたよ。
http://www.ishinomakitime.com/
震災以降、石巻で活動する小さなボランティア団体が主人公。
ボランティアって具体的にどういうことをするのか、
現地ではどんな生活を送っているのか。
何回も戻ってくる人、ずっと現地に居続ける人。
現地の人との距離感って? などなど
遠巻きに見ていてはわからない
震災ボランティアのリアルが描かれていました。
こういう題材だと必然的に
芝居がマジメで重いものになりがちですが、
脚本がとってもよかった。いや、実に。
主演の福島カツシゲさんが脚本・演出を手がけているようですが
3人芝居の緩急のつけ方が巧みで、記憶に残るセリフが多かったなー。
芝居のエンディングには現実の石巻の写真がスライドで映され、
今も流れている石巻の時間に触れた気がします。
エンディングテーマ曲を作った吉俣良(よしまた・りょう)さんは
大河ドラマ「豪」とか倉本聰脚本「風のガーデン」の音楽を担当した方で、
このお芝居をずっと応援し続けているそうです。
支援とは、自分事として考える「私」援である。
いいコトバです。
by miminibanana | 2012-12-07 12:51 | 世間話 | Comments(0)