続き「ハコマ」あれこれ
札幌のクリエイターが「ほしいハコ」をデザインする
オリジナル紙箱展示即売会「ハコマ」。
(10組中お一人だけ、増永明子さんが大阪から参加)
さらに詳しくご報告しますね。
ハコマの主催はモリタ株式会社という紙箱製造販売会社で
いつも取引しているデザイナーさんたちと話が盛り上がって
こういうイベントになったそう。
ハコのサイズは大中小、色も白・グレー・黒と決まっていて、
あとはクリエイターのお好み次第。
たとえばこれも、この前の投稿で紹介した
ロケットデザインさんと同じ「中」サイズ。白地の金色印刷です。
デザインはフクダヒロトシさんとコダマミヤコさんの夫婦ユニット「Futaba.」。
奥様のミヤちゃんとは以前一緒に仕事していたことがあるのです。
ミヤちゃん、久しぶりに会えてうれしかったねー。
「動物モチーフといえばFutaba.」の定評通り、
チュンチュン、ピピピーと鳥の鳴き声コンサートが聞こえてきそう!
会場ではこんな風に展示されてましたよ。
このへんの見せ方もすばらしかったんです、ハコマは。
ハコをどう使う、のお手本にこちらも刺激をもらえます。
そしてお次は、
札幌大同印刷のアートディレクター岡田善敬さんのハコ!
「4歳の息子のために作った」という岡田さんは小サイズをチョイス。
口がかぱかぱと開く「クロコダイルダンディー」を完成させました。
岡田さんといえば、オリジナルグッズ「オバケ!ホント?」で
一躍名を馳せた実力派!
北海道のクリエイターとして初めて
東京ADC(アートディレクターズクラブ)賞に輝いた実績の持ち主です。
裏面には「ダンディー」のデザインラフが印字されていて、
我々が普段目にしないアイデアの素を見ることができます。
「みんなに“息子の絵じゃないの?”と言われてますが、
間違いなくボクが描いてますから」ですって。はははー。
このほかにもいろんなアイデアハコがいっぱい!
これ、わかります? 空白にいろんな絵が描けちゃう小箱!
「ハコにしまうってとても個人的なこと」
まぶたを閉じた“秘め事感”たっぷりのセクシーBOXも。
どれも実物を見たら持ち帰りたくなっちゃうハコ、ハコ、ハコばかり!
あらためまして、参加クリエーターはこちらの10組。
COMMUNE/Futaba./阿部寛文/岡田善敬/川本真也/菊地和広
菊池信悟(rocketdesign)/小島歌織/前田麦/増永明子
自分たちでオリジナル作品を展示販売する行動力と
いい感じのチームワーク、
すばらしい完成度に心から拍手を贈ります!
ハコマは来週9/9日曜まで。
人気カフェ「森彦」の4号店「Plantation」
3階のギャラリースペース「グルニエ」でやっちょります。
札幌市白石区菊水8条2丁目1-32
定休日の水曜を避けて、ぜひぜひお運びくださーい。
by miminibanana | 2012-09-02 19:49 | レポート | Comments(2)
本当に佐藤さんのブログは私の知らない世界の案内人です。
いま、函館にいます。
またまた強行スケジュールでフライトしてきました。
札幌に戻ったら行ってみようかな。
ハコマは札幌でもとっても珍しいイベントです。
ポスター展や作品展と違って
その場でハコを販売しているので
お持ち帰りOKがうれしいですね。
小サイズは名刺が入り、
中サイズはポストカード系がしまえます。
中にメッセージをいれて
お世話になってる人にプレゼント…もいいかも!
会場はカフェですのでよかったら
ひとやすみにお立ち寄りくださーい。