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研究者のためのアウトリーチ冊子

5/31火曜。仕事紹介をします。

先日、ご依頼のあった冊子づくり。

研究者のため “HOW TO アウトリーチ”をまとめた
A5サイズ・フルカラー全16ページのハンドブック「Reach」です。

クライアントは、北大創成研究機構 研究支援室さま。
ディレクションは、スペースタイムさまです。
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いまの大学の研究者は、ジャンルを問わず

「自分のやっている専門研究が社会にどう役立つのか」を
私たちのような一般市民に説明・報告することが求められています。

それを「アウトリーチ」と呼んでいます。

講演会やシンポジウム、サイエンスカフェ、あるいは学校への出張授業。

これらも全部、「アウトリーチ」イベントの一種なんですね。


でも、ですよ。

長年、専門研究に没頭してきた先生方に
いきなり「アウトリーチしてください!」と言っても、
なにをどうしたらいいのかわからない。

「イベントなんてやったことがない」という声があがって当たり前。

そんな方々のために、
「はじめてのアウトリーチイベント」の手順や注意事項を
コンパクトにまとめたのが、この「Reach」です。


クライアントである北大創成研究機構 研究支援室様の中であらかじめ
つくりたいイメージや載せたい情報も固まっていたため、

私の役目はそれを編集・再構築して、テキストを整えていくことでした。

お二人の先生にアウトリーチ体験談も取材させていただきました。


クライアント様のイメージどおりのデザイン・イラストを担当したのは
札幌のデザイナー、ロケットデザインの菊池さんです。
http://rocketdesign.org/

スタイリッシュかつ、冷たすぎず甘すぎない素敵なイラストは
菊池さんの公私に渡るパートナー渡部伸子さんの作品です。

さすがだなー。


カタい内容なので少し茶目っ気を加えたい、というご要望から
こんなページも作りました。「しくじり」から学ぶ!
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読者が大学の研究者なので、どこまでの表現を狙えばいいのかは、

大学関係のお仕事、特に科学技術関連の分野にお強い
スペースタイムさんにディレクションしていただきながら、
軌道修正していきました。


出来上がってみると、イベントづくりという視点では、
大学関係者でなくとも
役に立つ内容がいっぱい詰まっているんじゃないかなあと思います。


「あらやだ、ホント? 見てみたいわ」というあなた、

なんと! うれしいことに
冊子をまるごとダウンロードできちゃうんでございますYO!

早速、以下のリンクをクリック、プリーズ!

http://kkyoka.oeic.hokudai.ac.jp/skillup-seminar/144/

そしてご覧になったあと、
一言でも感想をいただけるとうれしいです。

関係者のみなさま、ありがとうございました。

by miminibanana | 2016-05-31 14:16 | 仕事紹介 | Comments(0)

永遠の名作「みどりのゆび」

5/30月曜。

週末、ずっと児童文学を読んでいたので
今週のおすすめ本もそんな気分で始めたくなりました。


世界の名作、モーリス・ドリュオン著「みどりのゆび」(岩波書店)

なんにでも花を咲かせることができる
みどりのゆびを持つ男の子チトの物語。
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これは私が大人になってから買った愛蔵版で、
本屋さんで見かけて即買いしました。

この表紙を見たらもう!


本編にも散りばめられている
ジャクリーヌ・デュエームの美しい絵が
チトの住む世界に誘ってくれます。

上の見開きも
動物たちがいっぱい描かれていて「楽しそう!」と思いますでしょ? 

でもよく見てみると、右ページのライオンは涙を流しています。

「動物園は、チトにはショックでした。
 それも、わるいショックでした。」(本文より)

このあと、どうなったかはどうぞぜひ、ご自分の目で。

by miminibanana | 2016-05-30 10:36 | 世間話 | Comments(0)

ちょっと残念

5/29日曜。

昨日、今日とウォーキングはサボリ。

まっっったりの週末が終わろうとしています。


図書館で借りた本を見ていて気がついたことがひとつ。

貸し出しバーコードって表紙にも裏表紙にも付いているんですね。
これって作業効率を上げるため?でしょうか。

それにしても問題なのは、そのシールを貼る位置です。

これはまだいい。
貼った人が表紙のイラストに気を配っているのがわかる。
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でも、これはなー。

名作を名作たらしてめている佐竹美保さんのイラストが…。
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「足」だから隠してもいいわけではなくて
登場人物が自分の生き方を決めて前に進む足こそ大切。


右端か左端に移動したくてうずうずします(笑)。

by miminibanana | 2016-05-29 17:56 | 世間話 | Comments(2)

中年を悟るとき

5/27金曜。風がちょっと強いかな、の金曜です。

今日のおすすめ本はこちらです。

ジャンヌ・ハンソン著、伊丹十三訳、南伸坊イラストの
『中年を悟るとき』(飛鳥新社)
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子どもや弟妹と一緒に暮らしていれば別でしょうが、

私のようなシングルライフになりますと
自分が中年になるにつれ、
周囲の交友関係もほぼ中年、中高年になります。

話題も中年、立ち居振る舞いも中年。喜怒哀楽もぜーんぶ中年。
年がら年中“中年まつり”です。

でもそれってワルイこと? 自然なことでないの? 

いいじゃん、中年。ユルセヨ、中年を。


…てな自己弁護を、シニカルかつ
ペーソスあふれるタッチで描いたのが、このイラスト本です。

伊丹十三による翻訳が実に味わい深く、しかもグサリとくる。

シンボーさんの絵もまた、いいんですわ。
海外の新聞とかに載る風刺コミックみたいなんです。


たとえばこんな感じ。

原文:
You realize that your parents were right about a lot of things.

伊丹による翻訳:
親父やおふくろがガミガミ言ってたいろんなこと。
あれはあれで結構正しかったんだ。
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わかるなー。私もあります。

ずっと前に母親に言われましたもの、「誘われるうちが華なのよ」と。

イエッス、ママ。サンキュー、ママ、なのであります。

こういうことに気づけるのも、中年になってから、ですよね。

by miminibanana | 2016-05-27 12:31 | 世間話 | Comments(0)

ポプラの綿毛攻撃!

5/26木曜。

ハクション! ハクション!

ポプラの綿毛がフワフワ飛びまくって
鼻に目に髪にくっつくよ、ハックション! …ックション!


くしゃみはまあ、いいとして、
これで鼻水や涙がとまらなくなったら黄色信号でしょうか。

ドキドキします。


今日は仕事の資料で図書館から大量に本を借りてきたので
おすすめ本はちょっとお休み。

そっちを読みは…ックショイ!

by miminibanana | 2016-05-26 14:18 | 世間話 | Comments(0)

おすすめ展示会3つ

5/25水曜。

あれれ? 朝の小雨&強風から打って変わって
夕方のいまは穏やかな青空に。

ヘンな天気の札幌でした。


今週はご紹介したい3つの展示会があります。
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1)今日からスタート! リトアニリネン服とジュエリーの二人展。

会場は、大丸札幌店7階。

リトアニアリネンの洋服をつくっている「harube」(ハルベ)さんと
アーティスティックなデザインが魅力のジュエリー「MARZO」(マルゾ)さんの
合同展「かさねる」が始まりました。

DMは上の写真の右上です。

相性のいい洋服&ジュエリーのコーディネート提案っていいですよね。

デザイナーお二人も店頭に立つので、
直接お話をうかがうことができます。

私の勝手な印象では、harubeさんもMARZOさんも
似合うようになるのは、40オーバーの大人の女性たち。

リトアニアの工場から届くリネン(麻)は
家でジャブジャブ洗えるので、夏服にぴったり。

《大人の水玉》もあるようですよー。

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かさねる vol.4
5/25(水)~31(火)
10:00~20:00 / 終日在店
大丸札幌店7階「暮らしの彩り」
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2)5/26木曜からスタート! Progressive Candle キャンドル作品展

札幌のキャンドル作家、福井優子さんが屋号につけた思いは
つねに変化をおそれず《進化》するキャンドルづくりを楽しむこと。

その名のとおり、福井さんのキャンドルにはどれも

「こんなものまでキャンドルにできるんだ!」という驚きの着眼点や
《根気・工夫・チャレンジ》のものづくりスピリッツが詰まっています。


DMは写真の右下です。
これは彼女の代表作のひとつでもある蝶々のキャンドル。

火を灯すと蝶々の形になってあらわれる火影の美しいこと…。

今回は国産の天然ミツロウを使った新作や、
植物をデザインに取り入れたボタニカルキャンドルもあるそうです。


キャンドルは冬だけのモノにあらず!

初夏の気持ちのいい宵に楽しむのもまた、オツなのでありまーす。

福井さんのブログはこちらから。
http://progressivecandle.blog21.fc2.com/
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"Progressive Candle キャンドル作品展"

2016年5月26日(木)~5月31日(火)
11:00~18:00 (最終日〜17:00)
会場/石の蔵ぎゃらりぃ はやし
札幌市北区北8条西1丁目 TEL011-736-0884
(茶房及び駐車場有り)
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3)月曜から始まり、5/29日曜まで! RIPOSO.藤井祐人の洋服展。

DMは写真左です。

RIPOSO.(リポーゾ)とは、イタリア語で「休息」の意味。
そう聞いただけで、どんな洋服かちょっと想像できそうですよね。

藤井さんがつくる洋服は、メンズとレディースの両方とも。

イタリア・ミラノの学校で学んだ技術をもとに、
デザインから縫製(最後のアイロンがけまで)すべて
自分ひとりでつくりあげる職人さんです。

ご縁があって取材させていただいたことがありますが、

高い縫製技術と、数ミリ単位の微調整によって生まれる
ロングライフデザインは、
流行に左右されない美しさをたたえています。


私も藍染めのワンピースを持っていますが、
これがね、 す ご い ん で す 。

裏返しにしても、細部にいたるまで糸の始末がしてあるので
(よくある糸のボソボソとかが、どっっこにもないんです!)

洗濯表示マークさえなかったら、
どちらが表でどちらが裏かわからない! 

思わず拍手を送りたくなってしまう完成度なのであります。


ギャラリーで展示販売するというやり方も、
藤井さん渾身の「作品」だと考えると、あっているのかも。

新作、どんなのかなー。私も行くのが楽しみです。

RIPOSO.のサイトはこちらです。
http://linenworks.jp/
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RIPOSO.藤井祐人の洋服展

2016年5月23日(月)〜5月29日(日) 11:00〜19:00
会場 GALLERY門馬 http://www.g-monma.com/
札幌市中央区旭ヶ丘2丁目3-38
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by miminibanana | 2016-05-26 09:18 | Comments(0)

「アオズバジズバだ!」

5/24火曜。

昨日、テレビで映画『犬神家の一族』がかかってました。

それはですね、市川昆監督が撮った
1976年バージョンではなくて
2006年のリメイク版。

じゃあ監督は、というと、おやおや?市川昆監督です。

……ということは? ということは、ですよ、おくさん。

同じ監督が同じ脚本で
同じ俳優が同じ(くどい)主人公を演じる映画を撮っている! 


な ぜ に ?   と思いますよね、私だって思いました。


その答えはこの本の中に書かれています。

春日太一著「市川昆と『犬神家の一族』」(新潮社)
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多くは語りますまい。

新書なので一気に読めますし、
巻末の石坂浩二25000字インタビューは
日本映画ファン(あるいは石坂金田一ファン)は必読!

市川作品の『細雪』のラストシーンが大好きな私には
うれしい撮影エピソードもありました。


昨日のリメイク版は、富司純子の演技が圧倒的。

1976年版と2006年版に同じ役で登場したのは、
石坂浩二と、「よし、わかった!」の加藤武、
そして大滝秀治の3人でした。

by miminibanana | 2016-05-24 15:20 | 世間話 | Comments(0)

クラシック通の書店員さんが選んだピアノ本

5/23月曜。今週もがんばっていきましょう!


本日はフルコース取材に行ってきます。

札幌市内某出版社の編集者さんがつくってくれるフルコース
どんな内容かな、楽しみ!


本日更新の回はこちらです。

CD3,800枚近くをコレクションする
クラシック音楽通の書店員さんが選んでくれた

ピアノを弾いたことがないあなたに捧げる
「弾き手と観客をつなぐピアノ本」フルコース!

http://www.core-nt.co.jp/syoten_nav/archives/9514

ぜひご覧くださーい。

by miminibanana | 2016-05-23 13:14 | 仕事紹介 | Comments(0)

見て笑って、楽しくおべんきょう

5/22日曜。はー、晴れ。空が青いー。


私のお楽しみ本から一冊ご紹介します。

矢野誠一著『新版 落語手帖』(講談社)
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西洋文化の根底にシェイクスピアがあるように
日本文化の根っこには笑い=落語がありますなあ。


てなわけで、見て聞いて笑ったあとに
改めて知っておきたい噺(はなし)の基礎知識。

例えば、「芝浜」のページをめくると、ですね。

【梗概】(こうがい)、すなわちあらすじと、
【成立】この噺ができた背景、誰が書いて誰が完成させたとか。
【鑑賞】見方のポイント、これが面白くてためになる!
【藝談】噺家さん自身による演じるときの心構えや難しさ。貴重な証言!
そして最後に【能書】が書かれています。
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札幌ではなかなか寄席がかからないので
テレビで観たあとなんかは、この本を開きますし、

長風呂したい気分のときはよく、
この本を持って湯船に飛び込みます。

楽しいでっせ。おすすめや(インチキ関西弁)。

by miminibanana | 2016-05-22 16:20 | 世間話 | Comments(0)

サファイア王女ふたたび!

5/21土曜。

初夏? もう初夏なの?と信じたくなる気温の一日でした。

明日もこんな天気が続くみたいなので、
ビールとかワインを飲みながら
名作コミックの世界にひたりませんか。


手塚治虫の『双子の騎士』(講談社)は
あの『リボンの騎士』の続編。

サファイア王女が生んだ双子、
デージィ王子とビオレッタ姫の冒険を描いた物語です。
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『リボンの騎士』と同じ人格?天使格?ではないですが、
天使のチンクもちらっと出てきます。

そしてサファイア王女も、子どもたちの危機に再び…。

ページをめくるたびにアニメのあの音楽が聴こえてくる
女の子のための冒険活劇!

by miminibanana | 2016-05-21 19:44 | 世間話 | Comments(0)