今日2回目の投稿。
先日「東大教養学部の式辞がすごい」と書きました。
別に競争でもなんでもありませんが、
皆さんは京都大学の学部入学式の式辞も
すばらしいことをご存知でしょうか。
式辞を述べた総長は、あの「ゴリラ博士」こと
山極壽一(やまぎわ・じゅいち)先生!
ゴリラ研究の第一人者であるゴリラ博士、
いつのまにそんなにエラく…と驚いてググったら
2014年の総長選挙で6人の候補者の中から選出された模様。
候補者発表後、京大の掲示板には
「山極教授に投票しないで」と書かれたビラが貼られ、
その理由が(以下、ビラ画像から一部抜粋)
「山極教授はニホンザルとゴリラの研究を40年以上続けており、
現在も霊長類学の第一線で活躍しています。
彼が総長になり、研究の現場から退くことは、日本の、
さらには世界の霊長類学の発展にとって大きな損失」だから。
や だ 、 か っ こ よ す ぎ !
ところがですね、
「ゴリラ博士」に現場を離れてほしくないと願う
周囲の希望もむなしく?
山極先生は学内教職員など約2000人による投票で第1位を獲得。
総長就任が決まりました。戦後生まれの総長は初、ですって。
その山極先生が
京都大学の門をくぐったばかりの新入生に向けて何を語ったのか。
ぜひ長文に負けず最後まで読んでいただきたいです。
ちなみに
2014年12月発売の雑誌『考える人』(新潮社)は
特集 山極寿一さんと考える 家族ってなんだ?
山極先生のロングインタビューと
壇ふみ×酒井順子の「火宅の子」対談 あり。
これは買いでしょう! もー、また本買っちゃうなー。