12月5日まで「衣住(いずみ)ごと」

洋服をつくる藤井祐人さんと家具の吉本亜矢さん、
お二人のコラボ展「衣住(いずみ)ごと」に行ってきました!

場所は円山、アメリカ領事館の斜め前にある
ギャラリーレタラ。

藤井さんの洋服はどれも線が美しくて、
「腕長族」の私にはとても嬉しいシルエットが多いんです。

メンズ・レディース両方を作っておられますが、
ジェンダーレスなジャケットやベストもあって、
その人なりの着こなしが楽しめそう。

「メンズのジャケットを80代のご婦人が購入してくださいました」
なんていう話を聞いても、不思議と納得してしまうのが
藤井ブランド「RIPOSO.」なのであります。

もちろん着心地も「まとう」安心感があって、
長いおつきあいをしたくなる洋服ばかり。

どんなお洋服か見てみたい方は、こちらから!
http://linenworks.tumblr.com/

そして、もう一人の家具作家・吉本亜矢さんは
私がずっと実物を見てみたいと思っていた作家さん!

やさしい笑顔で迎えてくださって、とっても嬉しかったなー。

彼女の代表作は「IRO」シリーズ。
日本古来の「浮造り」(うづくり)という加工技術に
吉本さん独自の遊び心を加えた
「見てよし、使ってよし」の世界観に魅了されます。

ふふふ、見たくないですか? 見たいですよね。ではこちらから!
http://www.y-imagine.com/


この吉本版「浮造り」を彼女と一緒に実現したのは、
旭川にある北海道立総合研究機構林産試験場さんです。

担当者の八鍬さんに取材させていただいたことがあるんですよ、と、
吉本さんにお話したら「その記事、読みましたよ!」ですって!
またまた嬉しかったなー。

ちょっと長いけれど、その記事はこちらです。
http://db.hint-sapporo.jp/mono/06/

心地良さの中に潜む意外性や楽しさを大切にしながら、
長く寄り添っていけるものづくりを目指す
お二人の展示会は、12月5日(日曜)まで。

円山散策のコースにぜひ加えてほしい、おすすめ展です。

by miminibanana | 2011-12-01 18:43 | レポート | Comments(0)