久しぶりに小樽へ
ギャラリートーク(内容は一番下をクリック!)
その小樽文学館の玉川さんにもご協力いただいた
JTBパブリッシング「名作旅訳文庫 『蟹工船』小林多喜二」。
多喜二の本文に添えてあるトリビアネタ「旅訳」を
私が担当させていただきました。全国で発売中です。
小樽文学館にも置いていただいております。
ちまちま人形展をこれから見に行かれる方、
この表紙を見かけたら「これかー」と思い出してくださいな。
人形作家にしてイラストレーターの
高山美香さんが「ちまちま人形」を語るギャラリートーク。
いやー、とってもハートウォーミングな集まりでした。
小学生の女の子から
「一番“似てる”と思った人形はどれですか?」と質問が出て
高山さんは「マザーテレサです」と即答。
マザーのことをいろいろ調べていくうちにその生涯に号泣し、
かなり入れこんで作ったところ、恐ろしいほど似たそうです。
マザー人形の前で思わず手をあわせた人もいるんですって!
中学の先生だという男性からの質問は
「どうして小さいものを? 大きいものは作らないの?」
「イラストレーターを目指す子どもたちにアドバイスを」
最初の質問の答えは「自分の部屋が小さいから」。
自宅兼工房の人間は、やはりスペースが重要なんですよね。
大きい場所を与えられたらチャレンジしたい構想はあるそうです。
「巨大ヒッチコックとか作ってみたい!」って、見てみたい!
後者の質問には
「描くのが好きという気持ちを通す」の一言に尽きるよう。
途中で気持ちが折れてしまえば、それまでだと。
高山さんはフリーのイラストレーターになって20年になるそうです。
これはやはり相当な「気持ちの強さ」がないと
この歳月にはならないはず。フリーってところがまたすごい。
「有言実行」のアドバイスが
子どもたちに届くといいなと思いました。
by miminibanana | 2010-01-23 17:56 | 仕事紹介 | Comments(2)
僕の知らない小樽の姿があって、この本を持って小樽に出かけてみたくなりました。
素晴らしいお仕事!
ありがとう。
全然明るい本&話題じゃないので(笑)
「楽しんで」と言えないところがせつなかったんですが
そう言ってもらって嬉しいです〜。
一応、たくさんがんばった本なので
ちょくちょく宣伝していこうと思いまーす。